Lewis Nash(dr) ルイス・ナッシュ

~あのアート・ブレイキーと同じく、すでにJAZZ史に名を連ねる巨匠として後世にレガシーを残し続けている~

1958年アリゾナ州フェニックス生まれ。10歳よりドラムをはじめ、18歳で地元のジャズグループで演奏を始める。その評判はたちまちのうちに広がり、ソニー・スライット」、アート・ペッパー、リー・コニッツ、スライド・ハンプトン、レッド・ガーランドらの巨匠とフェニックス時代に共演。1981年、ニューヨークに移り、偉大なジャズ・ヴォーカリスト、ベティ・カーターのトリオに参加し、4年間活躍した。その間に発表された「Look What I Got」はグラミー賞を獲得している。1984年、ジャズ・ジャイアント、ロン・カーターのグループに参加してキャリアの幅は広がり、1986年から2年間、ブランフォード・マルサリスのカルテットに在籍し、その間グラミー賞受賞の「Randn Abstract」にも参加した。1988年、JJジョンソン、1989年ソニー・ロリンズ、スタン・ゲッツ、アート・ファーマー、クラーク・テリー、ミルト・ジャクソンと、ジャズ・ジャイアント達から立て続けに呼ばれ、充実した1年を過ごした。1990~2000年は、ピアノトリオの最高峰、トミー・フラナガントリオで活動。この間にカーネギーホールジャズバンド、リンカーンセンタージャズオーケストラに加わり、新旧のジャズの巨匠達と精力的に活動し、レコーディングはゆうに300枚を超える。

生れ故郷のフェニックスに、ルイス・ナッシュのためのメモリアルホールが建設された。