いともシンプルにシンバルを叩いているだけなのに何とも言えず心地よく耳に響いてくる!当代きってのドラマー。
1958年、ニューヨーク、ブルックリン生まれ。
デイジー・ガレスピー・バンドのドラマー、ルディ・コリンズに師事し、音楽の名門、ラ・ガーディア高校の音楽科で学ぶ。10代で早くもリー・コニッツのバンドに参加しレコーディングを行う。
1970年代後半から80年代にかけて沸き起こった新伝承主義というムーブメントの中で、出現した数多くの若手ハードバッパーの一人。
1978~79年、ベニー・カーター、1980年からはジョニー・グリフィンのグループで、そしてディジー・ガレスピー、クラーク・テリー、トミー・フラナガン...etcといったそうそうたるメンバーと共演、フリーランサーとして数多くのレコーディング、セッションを経験している。
又、ジャズの歴史に深い興味と誇りをを持っており、特にアート・ブレイキーとカウント・ベーシーのレコーディングの再リリースの準備を手がけている。
ニューヨーク、ニュ-スク-ルでの講師、又、ニュー・ジャージーのジャズ・ラジオ局でD.Jなども経験している。
あの、ほとばしるような50年代のイ-ストコ-ストジャズの伝統をしっかりと受け継ぎ、更に深めていくジャズ新世代のリ-ダ-。