Kenyatta Beasley ケニヤッタ・ビーズリー (トランペット)

ルイ・アームストロングからウイントン・マルサリス
JAZZ発祥の地、ニューオリンズが生んだ次代のスター

ケニヤッタ・ビーズリーアメリカ音楽のいわば故郷であるニューオリンズに生まれ、父親から音楽を学び、後年父と共にイタリア、イギリスをツアーした。
名門、NOCCA(ニューオリンズ・センター・オブ・ザ・アーツ)に入学前には、ミュージカルで偉大なるルイ・アームストロングの役を演じた。
高校時代にはIAJEクリフォード・ブラウン賞、スタン・ゲッツ フェローシップ賞...etcの数々のアワードを獲得した。
NOCCAでは、エリス・マルサリス、ウイントン・マルサリス、アドニス・ローズ達と共演し、ジャズを深く学ぶうちに、彼はジャズ特有の柔軟さと自由さに魅了された。
「ジャズは自分自身にしか出来ない表現を認め、又、他のいかなるものよりも自由に表現出来る...」
リー・モーガン、フレディ・ハバート、クリフォード・ブラウンから影響を受け、50年代、モダン・ジャズ全盛時の精神を受け継いでいる。
現在、彼自身のグループ「クインテットX」そして、フランク・フォスターのラウド・マイノリティー・ビックバンドのメンバーとして活動している。
若くして逝った、あのリー・モーガンの再来を思わせる、熱く、パワフルなプレイは、ウイントン・マルサリス、テレンス・ブランチャード、ニコラス・ペイトンらと共に、新しい世代の旗頭として期待されている。

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