ドナルド・ベガ(Donald Vega)

Donald Vega(ドナルド ベガ)
ピアノ

オスカー・ピータソンのタッチとビル・エバンスのリリシムをあわせ持ち彗星のようにニューヨーク・ジャズシーンに現れた注目のピアニスト。 

1974年ニカラグア生まれ。音楽一家に育ち、3歳からピアノを弾き始める。14歳の時、戦乱の故国を離れ、ニューヨークに移住する。健康を害し、貧困、言葉の壁などの逆境の中でも、カードボードの鍵盤で練習を続け、決して音楽の情熱を失わなかった。The Prestigious Los Angeles Spotlight Awards Competitionで優勝し、一躍注目を集め、レナード・フェザーの尽力により病院での治療費の援助を受け、又ピアノメーカーより本物のピアノの寄付を受けた。
英語を習得した後、南カリフォルニア大学でジョン・クレイトン、ジュリアード音楽院でケニー・バロンの指導を受け、2007年、ダウンビート誌の学生部門のベストソロイスト賞等々、数々の賞を獲得していく。その天性の才能と努力と情熱はたちまちに花開き、JAZZ新世代のリーダーのひとりとなった。巨匠ロン・カーターのトリオ、及びビッグバンドの一員として、又、2012年、ルイス・ナッシュ(dr)、クリスチャン・マクブライド(b)のトリオで「Spiritual Natune」を発表し、数週間に渡りヒットチャートの一位に君臨した。

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