ウィリー・ジョーンズ Willie Jones Ⅲ(dr)

1968年ロサンジェルス生まれ。ジャズピアニストの父親の教えと影響の下10代より演奏を始め、カリフォルニア・インスティテュート・オブ・アートでアルバート・ヒースの指導を受けた。1992年、セロニアス・モンク・ジャズ・ドラム・コンペティションでセミファイナリストに輝く。Black Noteというユニットを結成しウエストコーストのバップ・ムーブメントで活躍。1994年までコンサートツアー、レコーディングを行う。この間ジョン・コルトレーン・ヤング・アーティスト・コンペティションで優勝。1994年以降、ジャズ・ジャイアント、ミルト・ジャクソンに登用され多くを学ぶ。1995~1998年、アルトゥール・サンドバルのバンドでグラミー賞獲得のレコーディングに参加。又、ホレス・シルバーともレコーディングを行う。1998~2005年、 ロイ・ハーグロブ・クィンテットに参加、又、ソニー・ロリンズ、ウィントン・マルサリス、シダー・ウオルトン、etc.多数のレコーディングに参加。フィリー・ジョー・ジョーンズ、アート・ブレイキー、ビリー・ヒギンズなどから影響を受けながら比類のないリズミカルな表現スタイルを持ち、大胆で革新的なセンスを生み出している。