井上 智 Satoshi Inoue (g)

神戸市出身。同志社大学法学部卒業後、関西のジャズ・シーンで活躍。1989年にニューヨークに渡る。ニュースクール大学ジャズ科でジム・ホールに学び大きな影響を受ける。ブルーノート、バードランド、スモーク、スモールズ、ヴィレッジ・ゲイトなど有名ジャズクラブに自己のバンドで出演、高い音楽性と実力が評価される。またサイドマンとしてジュニア・マンス、フランク・フォスター、バリー・ハリス、ジェイムス・ムーディー、ロン・カーター、穐吉敏子、ベニー・グリーン等多くのトップ・ミュージシャンとのツアーを経験。2010年に21年間のニューヨーク滞在にピリオドを打ち帰国。

井上の「よく歌うギター」は定評があり、東京を拠点に活動し、新しいファンを増やしつつある。26年続くジャズイベントBig Apple in 野々市には、立ち上げ当時から音楽監督として関わってきた。

現在、帰国10周年を記念する9枚目リーダーアルバムを製作中。

演奏活動の傍ら、ジャズ教育も精力的に行ってきた。1994年から16年にわたって母校ニュースクール大学ジャズ科で講師を務めた。現在は慶應大学で英語でのジャズクラス、そして国立音楽大学ジャズ専修で教えている。